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熊野川右岸での清掃のようす 国土交通省紀南河川国道事務所では、「河川を美しくする会」のみなさんと共催で、地元住民のみなさんに参加していただきながら熊野川と市田川の清掃活動をおこなっています。平成19年1月、「河川を美しくする会」の事務局的な立場として活動を続けている新宮青年会議所の椿本さんと堀さんにお話をお聞きしました。
-会発足の経緯は? 市田川が汚いのできれいにしようとしたことが始まりです。熊野川まで清掃活動の範囲を広げるようになったのは、熊野川の世界遺産登録後ですね。
-青年会議所さんとしては他にどのような活動をされているんですか? 熊野川カヌーマラソンの準備・後片付けなどのお手伝いや、青少年にスポーツを通して目標を持つことの大切さを学んでもらうことを目的とした「中学新人サッカー大会」の開催などは毎年継続しておこなっている事業です。会員は人前で話す力をつけるためのセミナーを受講しています。また、2006年度は「今こそ深めよう!親子の絆」をテーマに、教育者の方々を招いての講演会やパネルディスカッション、親子での富士登山などをおこないました。
-河川清掃の具体的な内容について教えてください。 毎年7月に市田川全域、熊野川右岸・左岸の三ヶ所でおこなっています。熊野川右岸の清掃の範囲は熊野大橋下あたりから相筋住宅前あたりまで、熊野川左岸は紀州製紙前あたりから紀宝町役場分庁舎前までです。熊野川左岸は特に紀宝町役場の方々が中心となって活動されています。 -河川清掃は実際に川を掃除するという行為としてだけではなく、参加者の「川をきれいにしよう」という意識の啓発という面でも重要かなと思います。 川を美しくするには、個人の美化意識を向上させるのが一番早いと思います。夏に川原でバーベキューをしてごみを持ち帰らない人も多いですし、そういう人達が河川清掃に参加することによって意識を変えてくれるといいんですけどね。
-まず捨てないという意識の向上ですね。では、「川をきれいにしよう」という意識を高めるためにはどうしたらいいでしょうか? ごみを捨てる学生も多いので、学校に行って指導するというのも効果的かと思います。それと、やっぱりきれいな川にはごみを捨てにくいですよね。市田川については、僕が小さい頃に比べるときれいになってきていると思うんですが、やっぱり汚いです。 -市田川がきれいになってきている理由は? 熊野川の水をポンプアップしていることと、養豚場がなくなったことでしょうね。
-それでもまだ汚いということの原因は? 生活排水ですね。和歌山は下水設備の普及率がものすごく悪いですよね。熊野環境会議の代表の小野さんも言っていましたが、やっぱりそれが主な原因だと思います。 -市田川の理想的な姿とは? 散歩ができるようになったら一番いいだろうと思うんですけど、今はまだそこまでの環境になっていないですよね。河川敷に下りていって臭いがするようだと話にならないので、水質改善がまず必要です。水がきれいになれば、河川敷に遊歩道ができるというのもいいなと思います。 -住民のみなさんが気持ちよく散歩を楽しむことができる日がくることを願います。本日はどうもありがとうございました。 |
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